おなじみの珈琲用クリームだ。
意味の分からなさもおなじみ。
というのは、キャッチコピーの「褐色の恋人」。
「褐色の」を普通に修飾語として読めば、被修飾語が褐色であるという意味に取れる。つまり恋人が褐色であるということで、「茶色い恋人」ということに。
ところが、このコピーが言いたいのはそうではなくて、褐色とは珈琲のことを表わしている。つまり褐色である珈琲の恋人、褐色に対する恋人、という意味だ。
最初から「珈琲の恋人」と言っておけば紛らわしくないのに、変に詩的ぶってコピーを作ったために曖昧文になってしまった。
珈琲と限定したくなかったのだろうか。紅茶にも使えるから「褐色の」としたのか。
だったらほうじ茶やゲンノショウコにも合うのだろうか?
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