がつん句:慎重にも慎重期して皆殺し

 無意味な殺戮だった。

 この国の中に生まれたガンのような組織に関して、死刑執行で何がわかったろうか。何が解決しただろうか。

 唯一の理由である「被害者遺族の怒り」にも、果たして応えることができたのだろうか。

 加害者が生きているうちは、遺族も彼らに対して怒りを向けることができた。

 この世から消してしまうことで、その遺族の怒りすら行き場を失う。

 遺族の無念は、何ら晴らされることがないのだ。

 これが、世界で最も野蛮なファシズム国家のやっていること。

 日本という国はいま、16世紀なのか?

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA