投稿者「斗周」のアーカイブ

川柳のお話(京都:2月21日)

 出版人が集まる「勁版会」という会合で、川柳のお話をします。題して「武器としての川柳」。

時:2020年2月21日(金) 19:00〜21:00

所:ウィングス京都 1号会議室

  京都府京都市中京区東洞院通六角下ル

 川柳に関心を持っている、あるいは少しはやってみたことがある、という方のために、簡単な歴史から川柳づくりのコツまでをお話します。

 詳しくは↓から

川柳のお話(pdf)

 

◆「勁版会」とは勁(つよ)く、しぶとく生き残る京阪神の出版人の集い

がつん句:犬死を再確認の815

 父の親友であったSさん(2人とも故人)は、我が家に来た時によく戦争の話をしてくれた。

 Sさんはビルマ戦線での生き残りのひとりだった。

 「前線での長い戦闘が終わって、かろうじて部隊へ戻ってきたんや。

そしたら、大勢の兵隊が、部隊の外で、地べたに座り込んで、足を投げ出しずら〜っと並んどるやないか。

帰るのを待ってくれてたんか、と思うて、いま戻ったぞ〜と近寄っていったら、待ってくれてたんやない、みんな、死んどるんや‥‥」

 前後の話は覚えていないが、この個所だけはゾッとして今も記憶に残っている。戦闘で死んだのではない。衛生状態の悪化、食料不足等で、赤痢などの病気のために下痢で糞尿まみれになりながら犬死したのである。

 満州へ行った父の話も含め、もっときちんと話をきいておけばよかったと、今になって思う。

がつん句:慎重にも慎重期して皆殺し

 無意味な殺戮だった。

 この国の中に生まれたガンのような組織に関して、死刑執行で何がわかったろうか。何が解決しただろうか。

 唯一の理由である「被害者遺族の怒り」にも、果たして応えることができたのだろうか。

 加害者が生きているうちは、遺族も彼らに対して怒りを向けることができた。

 この世から消してしまうことで、その遺族の怒りすら行き場を失う。

 遺族の無念は、何ら晴らされることがないのだ。

 これが、世界で最も野蛮なファシズム国家のやっていること。

 日本という国はいま、16世紀なのか?

シンゾーのドンゾコ節

シンゾーのドンゾコ節
作詞 斗周
作曲 不詳

ドンドンドンドンドンゾコ
ドンドンドンドンドンゾコ

学校がらみのモリカケで
ぼくに駆け寄りチューイした
総裁の席を狙ってる
怖いあの顔目に浮かぶ

ソラ
ドンドンドンドンドンゾコ
ドンドンドンドンドンゾコ

獄の窓から手を振って
差し入れくれる人よりも
忖度しながら書き換えた
可愛い官僚忘らりょか

ソラ
ドンドンドンドンドンゾコ
ドンドンドンドンドンゾコ